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整体学校,整体スクールと日本の整体法の現状

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現在、整体法には以下のような種類を中心として、流派は大変多いのが現状です。
また、整体を教授している所は、
個人の整体院や治療院、個人の治療家が主催しているところ(講習会形式,塾形式)

建物を構えて整体スクール、整体学校として開校しているところ(半年から2年くらいまでの通学制)
とがあります。
整体師資格比較ブログ


整体講習会の会費、整体スクールの学費

整体講習会の会費・学費は
単発で3,000円、一日講習2万円、3ヶ月間5万円、3ヶ月15万円など様々です。
整体師のサイトなんかを見ていますと、個人指導をしている整体師さんもおられます。

建物を持つ整体学校整体スクールなら、半年くらいの期間で40万円~90万円~150万円~200万円 と様々です。
学校は、整体を教える場合は、専修学校、専門学校にはなれません。(整体師は、現時点では、民間資格であって、医療系学校だとは認められないからです)
整体学校は専修学校じゃないからだめだということをここで言っているのではありません。現行制度がそうだからそれは仕方がありません。
それよりも重要なのは、内容です。


整体法講習会の探し方、整体学校の見つけ方

インターネットで色々な情報が取れますから、
整体学校、整体スクール、整体 講習会
などのキーワードでGoogle を使って調べて、よくよく吟味されるのがいいです。

なお、地名をつけて、
整体 講習会 大阪 
などと検索すると、自分に好都合のところが見つけやすいです。

以下の記事も参考にしてください


整体術の色々な流派

整体スクールの大部分は、整体という名前なのに、実際にはマッサージを教えていますので要注意です。

整体とは、身体の歪みを治す(矯正きょうせい する)ことができて初めて整体だと言えます。整体院を訪れる人は、歪みを治してほしいと思っています。マッサージは気持よくするにはいい方法ですが、整体とは区別すべきです)

整体師で鍼灸師でマッサージ指圧師のわたしも、時々マッサージを受けたくなるので、マッサージがいけないと言っているわけではありません。
その時は、国家資格の免許(正式にはあん摩マッサージ指圧師と言います)を持った人でうまい人にマッサージしてもらいますと言いたいところですが、現実は国家資格はどうでもよくて、上手い人にやってもらいます。
コミュニケーションも上手な人、人を気持よくさせる会話が出来る人がいいですね。
会話が返せない人、人の気持が分からない人、(マッサージにはほとんどいませんが)上から目線の人には頼みたくないです。


現在、整体法として教えられているのには次のような流派・技術があります。

◎ リフレクソロジー
海外発の足反射区に基づく下肢だけの治療
足反射区というのは、足底に身体の各部分に対応する領域があるという考え方です。

10分治療、15分治療などのメニューで、都市部にチェーン展開などをしています。店舗もおしゃれにして、若い女性を中心に人気があります。
それまで若い層には馴染みのなかったマッサージの顧客層を開拓したのは、このリフレクソロジーであると言えます。
全国チェーン展開している事業者があります。

椅子にもたれたままで受けられるクイックマッサージと同じく、短時間メニューを採用して、価格を下げている点も、商業的な成功要因の一つであったと思われます。



実は、日本の今の整体学校の大半は現在リフレクソロジーを教えています。それ以上に多いのが、実態は整体ではなくて、指圧マッサージを教えていて、整体と称していることです。これは残念です。指圧マッサージは国家資格が必要です。

また、マッサージスクールという名称の民間学校、民間講習は、国家資格のマッサージ師は取得できません。
厳密に言えば、マッサージスクールという名称自体が、法律違反と言えます。

しかしながら、マッサージスクールという名称をつけていても、自分のところは整体スクールだと主張して、逃げています。

その辺が、マッサージ指圧師が整体師をよく思わない理由です。もっともなことだと思います。



また、マッサージ指圧師の資格を持っていて、それも業とした経験のあるものから言うと、整体学校と称して、実は、マッサージ指圧を教えている現場に出くわすと、大変がっかりするのです。
特に女性を集めている整体学校にそれが多いです。

小生はトップページにも書いているように最初カイロプラクターの治療で劇的に急性腰痛が治ったのですし、操体法のすぐれた先生にも出会いましたから、カイロプラクターや整体師に対しては非常に好印象を持っています。

カイロプラクティックにしても整体にしても、その技術が素晴らしいことはよくわかっているのです。国家資格でないのは、それは現時点で国の制度ではそうであるというだけのことで、民間資格でもいいわけです。(アメリカなどのように代替医療Alternative Medicine というくらいの価値は与えていただきたいですが)

しかし、整体学校と名乗るからには、マッサージ指圧ではなくて、ちゃんとした整体術、整体法を教えていただきたいと思うのです。
それは経営者の問題なのかもしれません。

それからあまり知られていないのですが、マッサージや指圧を正規に習わないものが施術してとんだ事故に繋がる場合があるのです。
ある治療家が患者さんの臀部を指圧したところ、その後、下肢に疼痛があらわれ、歩行困難となってしまいました。

その治療家が支払った損害賠償額は3800万円でした。(保険で支払われています)



残念ながら、骨格のゆがみ、身体の歪みを強制できる整体法、整体方法、整体術を教えている建物付きの整体スクール・整体学校はほとんどありません。

本来の整体法たる整体法は、整体学校という建物の中よりもむしろ講習会や私塾の形で教えられているところが多いのです。
一整体院の院長がやっているようなタイプのところです。
(遠慮がちに)うちもそれに入ります。



整体学校のパンフレットやホームページを覗いて、カリキュラムを調べてみますと、内容はリフレクソロジーと簡単なマッサージを教えているところが実に多いです。

Queenswayのようにリフレクソロジーとハワイ発のロミロミマッサージと合体させているところもあります。

整体という分類より、元来マッサージに入るべきものですが、マッサージだとすると法律(あん摩マッサージ指圧法)に触れるので整体法としています。
脚だけなので、矯正術をしないので安全な整体法だと思います。



リフレクソロジーを施術する側になろうと思うと、競争は激しいです。
流行ですから、特にそういう整体学校を卒業した女性が勤めるのにはいいでしょうが、個人としてその技術で整体院を運営していくのには、かなり辛いところがあるでしょう。
垢抜けた店内デザインと優れた接客術があって、多人数のスタッフで回転率を上げている大型店舗にはかなわないと思います。

なぜなら、元々流行している技術を学んだわけですから、だれにも入りやすい技術を整体として習得したわけですから、競争相手が多いのです。
独立してもほかの多くの整体院との差別化ができません。




個人運営の整体院が、その価格帯で勝負するのでは厳しく、採算上、50分5000円でまとめて収益を挙げないと成り立ちません.

なぜなら、個人経営の治療院・整体院で10分治療のお客さんを一日20人~30人平均来てもらうのは、いや10人でも来てもらうのはなかなか至難の業だからです。
10分のお客さんを10人来てもらうより、50分のお客さんに2人来てもらうほうが、簡単なのです。



お客さんからしたら、通勤途上やショッピングがてらに立ち寄れて、10分1000円からの価格帯で、好きな時間を選べるのは魅力的な癒しです。

潤沢な資金があって人口密集地で、スタッフと事務員を雇用して給料を払うことができて、有名チェーン店に伍して存続させる商才があれば、リフレクソロジーの整体で成功することも不可能ではないかもしれません。



◎リンパマッサージ
リンパマッサージも流行の整体法です。
これはマッサージという名前がついているので、あん摩マッサージ指圧の法律に抵触するのではないかとも思えるのですが、市井ではニーズがあり、流行しています。

また厳密に言うと、これは整体に入らないのではという考えもありますが、医療国家資格ではないものとして、整体に入れられるべきものかもしれません。

リンパマッサージで多くの整体スクールでこれを教えています。
エステ業界でも盛んに使われています。

就職にはいいかもしれませんが、競争が激しいことは、リフレクソロジーと同じです。よほど傑出しないと生き残れません。
しかも残念ながら従業員としてなら、年齢の制約を受けてしまいます。


◎ 野口整体
開業とか治療より健康法として人気があり、また優れた整体法です。

整体という言葉の源泉である野口晴哉(のぐち はるちか、1911年9月(明治44年)-1976年6月22日(昭和51年))氏の創案の整体法です。

人に施す整体法というより、自分で修得して自身の身体の健康を維持するための修練法、健康法という意味合いが強いようです。



◎ 正體術(せいたいじゅつ)
古人・高橋迪雄(みちお)創始の整体方法。新字体を使って正体術とも書きます。

その単純性・即効性には類をみない優れたものがあるとされている整体方法です。橋本敬三博士考案の操体法の源流とされています。

現在でもそれを評価する人が多いです。
3か月のコースの参加費は60万円、10日間合宿は70万円だという講習会もあります。
正体術(正體術)講習会の一例

創始者は故人で、同姓同名の現・東大名誉教授・高橋迪雄博士とは別人です。



◎ 身体均整法
天才的手技療法家と言われる亀井進氏が創始者です。
学校を設けて普及活動をしています。

操体法創始者橋本敬三医師が、亀井氏に出会って、氏の観察力に驚嘆し、自分の考えていることと同じだと言われています。

姿勢保健均整学院という学校が経営されていましたが、亀井氏の死後、弟子たちの考え方の相違から、組織が二分、三分されてしまったようです。
姿勢保健均整師全国合同研修会




◎ 操体法
このホームページで書いている整体法
橋本敬三博士(1897年(明治30年)-1993年1月(平成5年))の創始。橋本博士自身がこれによって長い寿命をまっとうされました。96歳。
安全性が高く、効果も高いです。
また方法が実に単純明快ですから、習得が容易です。

受ける人にもやさしい整体法です。

ゆる操体整体研究会(当会)による4分間ハイライト動画

橋本医師の経歴詳細

操体法公式ホームページ
操体法公式ホームページのもう1ページ

夫婦で開業している操体法の整体院の例

会社を退職した翌月操体法で開業した大堀さんの開業談

そのシンプルさは、欧米でも高く評価されています。
ヨーロッパの操体法研究会


◎ 気功治療
リフレクソロジーとともに、現在整体院でもっとも流行っている治療の一つ。
気功をマッサージ、指圧、他の流派の整体に取り入れて、気功治療と称する治療です。
わたしは、中国人厳新氏(中国人医師)のような真の気功師は信じていますが、巷で見られる気功治療が、真に気功の作用なのか単なるマッサージ整体なのかは甚だ疑わしいと思っています。

悪意はないのでしょうが、マッサージというと集客できないが、気功治療というと目新しく聞こえるため、単にセールストークとして気功治療をやっているに過ぎないところが多いように思えます。

本当に気功のできる方も日本に勿論いるはずです。
由美かおるの気の師匠、西野皓三氏は有名です。
西野皓三は大阪市大医学部を中退して、宝塚音楽学校に入学。
テレビのプロデューサーなどで金井克子、由美かおるなどを育てて、絶頂期に突然中国武道を習うために業界から去り、その後合気道で異例の昇段をして、後、西野流呼吸法を創始。西野バレエ団の練習所が夜になると、西野流呼吸法の道場になる。




元来植芝盛平氏のような合気道家も気功家であって、気の力を使って相手と戦ったのでした。今は合気道ですら、多くの人が関節技になってしまっています。

中国には、外氣功と言って、手を患者さんに触れずに距離を置いたところから治療をする人がいます。

それを習得するには素質とそれ相応の修練が必要です。

整体学校には、気功治療を教えているところが割合多くあります。



ちなみに、経穴(ツボ)というのは、経絡という気の流れ(気の通路)にある要所、要所です。
ですので、古典的な治療を行なう鍼灸師、つまり気の存在を認め(それを認めない西洋医学的鍼灸師もいます)て治療する鍼灸師にとっては、気は当たり前のように感じることができます。

ですので、鍼灸師は一種の気功師です。



気の流れの滞りを見つけ、邪気を払い、正気(せいき)を補って、人体を正常化するのが、鍼灸治療です。

指で治療できないことはないのですが、それでは自分の体が危険なので(病気や邪気をもらったいするので)、ハリを用いているのです。ハリも古典的鍼灸では深く刺す必要がありません。

一般の方が思っているようには深く刺さないのです。ほんの2,3ミリで十分な場合がほとんどで、中には鍉鍼といいまして、ハリを皮膚にあてるだけのハリもあります。ハリが体表に触れているだけなのです。
なぜなら、気を動かすだけでいいからです。
気血水の動きを調節するのが東洋医学のハリ治療なのです。

ですので、決して、気功が一般人にできないということではありません。いわゆる気功治療が出来る人もいると思います。




◎ 足心道(そくしんどう)
日本古来からあるもの台湾発のものがあり、西洋の足反射区とは違う理論で、足指や足底の部位と身体各所との相関関係を見出して治療する方法。

昭和初年、足心道の創始者 柴田和通は、東洋医学の考え方、ことに「十四経絡(じゅうしけいらく)」を踏まえながら施術の方法を研究したとされます。

今もその子孫である柴田氏が中心となって数百名の講師をかかえて主要都市で足心道本部講習会を開いています。
http://www.sokushindo.com/detail.html

個人的には、足心道は足反射区のリフレクソロジーより優れていると思っています。

特に足指をしっかり揉むので、鍼灸師としてみた場合、それは経絡治療になるので、身体全体に及ぼす効果が期待できると考えています。一時小生も凝っていた時期の整体方法です。

橋本敬三氏も晩年足心道に注目して、足指の操体法を創りあげていますが、その詳細はあまり知られていません。



◎ テルミー イトオテルミー療法
根強い人気のある温熱刺激療法。整体方法というより各種民間療法と言ったほうがよいかもしれませんが、ここに挙げておきます。

イトオテルミーの語源
イトオテルミーは1929年(昭和4年)伊藤金逸博士によって日本で発明されました。
伊藤金逸博士は京都府立医科大学を卒業後、東京帝国大学精神医学教室に入局し、約20年に渡る研究、実験を経て、イトオテルミー療法を発明しました。
『イトオ』は発明者の医師・伊藤博士の名字から、『テルミー』はギリシャ語で『温熱』という意味を表します。

テルミー療法だけの特殊な機器を使います。会員になり一式揃えると10万円以上するようです。
これを使って施術する人をイトオテルミー療術師と言います。



他にも均整術など、整体には、多種多様の流派,方法が存在しています。

整体というと、カイロプラクティックのことだと思っている方も多いのですが、カイロプラクティックと整体とは違うものです。

カイロプラクティックとはどんなものなのかを『カイロプラクティックと整体の違い』のページに詳述していますのでそちらをご覧ください。


整体スクール,整体学校の現状と学費の仕組み

いわゆる整体学校では、野口整体や正體術、操体法、足心道、などの優秀な技術を教えているところはないと言ってもよく(すぐれた整体術は整体学校ではなくて、講習会の形で教えられているところが多いのです)、逆に、整体学校という名前なのに、事実上は、マッサージ指圧を教えているかのはとても残念です。(また書いちゃいましたね)




学校自体が整体と言いながら、本当の整体技術を知らないからです。(学校に資本はあるが、技術や知識がないということです。今は健康ブームだし、高齢化社会だから、整体学校をすれば利益があがるからといって参入する他業種の事業体が最近多いです。どことはここには書けませんが)

すでに言いましたように、今の日本の整体学校は、リフレクソロジーが大半です。姿勢保健均整というのも割合見受けられますが、亀井進氏創始の身体均整法も、氏の死後、2分裂、3分裂をしてしまっています。

一つは亀井氏の術より、むしろ、リハビリテーション専修学校になっています。学校経営のためには、そうなるのでしょう。

そこに限らず、学校にすれば、ビルの賃貸料・事務員はじめスタッフの人件費を出すために、学費も高くなります。
学生が少なくても賃貸料や人件費・給与という固定経費は変わりませんから、学生の学費にそのしわ寄せが来ます。

学校にすれば社会的信用度は高まるのでしょうが、近年の有名一流英会話学校の相次ぐ倒産を見てもわかることで、最終的に経営が逼迫する可能性は大です。

整体学校の平均的学費は、年間で40万円~90万円程度。100万円を越えるところもあります。

最近、160万円が必要な整体学校にいたという方がいらしてました。















































































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